プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45)が、9月に日本で、RIZINファイターの朝倉未来(29)とエキシビションマッチで3R対戦することを発表。メイウェザーは会見の席で「朝倉選手はRIZINの選手で、RIZINは素晴らしい会社。自分の要件次第でもっとお金を払ってくれるのであれば、5ラウンドでも8ラウンドでもやる。お金次第でやってもいい」日本でどんな試合をしたいかとの問いかけには「それは彼(朝倉)次第。彼がエキサイティングな試合を望むなら、よりお金を払ってください」と、戦い方よりお金の無心に終始した発言内容だった。4年前の2018年大晦日にキックボクサー那須川天心とのエキシビションマッチで1R139秒TKOでファイトマネー「1000万ドル以上(約11億円)」を手にしたメイウェザー、そのミエミエの金儲けビジネスに、世界的には無名の格闘技ファイター朝倉未来はなぜ飛びついたのか。会見で朝倉は「今回戦えるということで、今後世界に名前を売るために利用させてもらいます。倒します。以上です」とシンプルに意気込みを口にした。しかし、メイウェザーに支払う11億円をどうやって朝倉は捻出するのか。実は、朝倉未来はユーチューブの登録者数242万人を誇るインフルエンサーで、そのためこの試合のPPV(有料ネット配信)で「登録者の約半分100万人のPPV購入が見込まれ、1人5000円として50億円に達する収益計算が成り立つのだ。メイウェザーに11億円を払って、残りの金は朝倉とRIZINのフトコロに入るという算段なのだ。