ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

老人のアクセル踏み間違い、たった3万円で防げるのに行政はボーッとしてる。

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高齢者ドライバーによるアクセルとブレーキの「踏み間違い」による歩行者の痛ましい死亡事故が後を絶たない。「衝突被害軽減ブレーキ搭載車」に乗り替えれば事故は減るのだろうが、こうした装置が付いてない古い車でも後付けの「踏み間違い加速抑制システム」を車のディーラーで販売しているのをご存知だろうか。池袋の母娘死亡事故で加害者が乗っていた先代プリウスにもこの装置は取り付け可能だったという。他にも市販品でオートバックスセブンの「ペダルの見張り番」というたった3万円で買える「後付けの衝突被害軽減ブレーキ装置」(⬆上の写真)も存在する。今年6月にはアクセルペダルへの誤って踏み込んだ力を、ブレーキペダルを踏み込む力に置き換えるという、革新的な商品「とまるんデス」も発売予定だという。毎日のようにひんぱんに起きている「踏み間違い事故」を防ぐために、「行政」はなぜ高齢者の乗る車にこうした「装置」の取り付けを義務付ける「法律」を定めないのか。警察庁は、高齢者ドライバーには「衝突被害軽減ブレーキが装着された車種」や「乗車時間帯」「天候(雨天時以外)」などの限定条件を設けて運転「免許証」を交付するという対策案を有識者会議などで現在検討中だというが、「泥棒を捕まえて縄をなう」ではないけれど、対策を講じるのはまさに「今でしょ!」。たった3万円で「踏み間違い防止」の装置を取り付けさせる、金持ちの老人たちがこれをイヤがるわけが無いではないか。