ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「日本式歩き」が世界的大ブーム、とNYタイムス。

ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、TIME誌、米三大ネットワークのCBS、カナダ公共放送CBC、ユーロニュース、VOGUE誌などアメリカの大手メディアが、こぞって「日本式歩き」について取り上げている。この「歩き方」は、信州大学大学院医学系研究科の運動生理学者、能勢博氏が提唱した研究で、この夏TikTokで紹介されたことがキッカケで、大きなトレンドになったようだ。この『日本式歩き』は、高強度の歩行と、より穏やかな歩きや休息を交互に行うインターバル・トレーニングという方法だ⬆️。被験者は、通常3分間速く歩き、その後3分間ゆっくり歩くことを週に4回、最低でも30分間のインターバル速歩を行う。30分間は連続している必要はない。研究によると、1日3回、およそ10分間のセグメントに分けても、同じくらい効果があることがわかっている。高齢者を対象とした最初の研究で、能勢氏は、インターバル速歩を行った人々が、連続した適度なペースで歩いた人々よりも、血圧、心血管系の健康、および脚力において、著しい改善が見られたことを発見した。2018年の研究では、10年間にわたるインターバル速歩が、加齢による筋力の低下の抑制と関連していることが判明した、という。ニューヨーク・タイムズは、この「日本式歩き」について、「この方法は、より長く歩くことではなく、より賢く歩くことだ」と解説している。