ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ヨボヨボしたイメージは、歩く「歩幅」に表れる

企業や大学のクラブなどでの指導のほかプロ野球選手の専属トレーナーなども務めるフィジカルトレーナーの清水忍さんは「年を取っても若く見える人は“歩き方”や“姿勢”が全く違う。日常での体の使い方の差が、そこに表れるからだ」という。年齢より老け込んで見えてしまう人に共通しているのが、「膝下歩き」だそうだ(⬆️左)。靴を引きずるような歩き方。足をほとんど上げず、膝下だけを動かして歩いていく、これが膝下歩きだという。スポーツ工学研究所が、3次元足形計測機や歩行姿勢測定システムなどで収集したデータによると、日本人は男女ともに50歳を境に歩く速度が落ち、歩幅が狭い歩き方に変化していく傾向があることがわかっている。年齢よりも若々しい印象を受ける人の歩き方は、足が前方に大きく踏み出され、必ずカカトから着地。目線は前方を見ていて、背筋が伸び、身体ごと前に進んでいく「大股歩き」が理想的な歩き方だという(⬆️右)。若々しく見える歩き方、歩く姿勢を身につけるコツは、前に出す足を大きく振り出し、かかとから着地。そこに体重をのせるイメージをキープすること。前方への体重移動がスムーズに繰り返されることで、大股でスタスタ進む歩き姿になるという。あなたも、早速カカトから着地する「大股歩き」で若返りを図ってみませんか。