Netflixが、米国ロスアンゼルスで開催されているアニメ・エキスポで、日本のアニメがかつてのマニア(オタク)専用の存在から一般家庭のポピュラーなコンテンツへと拡大したことを示す最新の視聴データを公表した。Netflixによると、同社の会員の50パーセント以上、すなわち1億5000万世帯以上、推定で3億人以上の視聴者が日本のアニメを視聴している。アニメの視聴数は過去5年間で3倍に増加し、2025年は記録的な年となる見込みだ。Netflixのグローバルなトップ10(非英語)のランキングには、2024年に33本のアニメが登場しており、2021年に比べて2倍以上となっている。また、Netflixは2024年にアニメコンテンツが世界中で10億回以上視聴されたことを発表し、ユーザーの80から90パーセントが吹き替え版でアニメを視聴していることも明らかにした。このような需要を受けてNetflixは、アニメの吹き替え音声を最大33言語で提供しているという。これに対するSNSの反応、「欧米でアニメがここまで普及したのはちょっと変な感じ。昔は「ドラゴンボール」以外を観てるのがバレたら、社会的に終わったようなもんだったのに」「ここ10年くらいはもうメジャーだよ。アニメのステッカーが車に貼ってあったり、アニメTシャツ着てる人いっぱい見るし。アニメのコンベンションもどんどんデカくなってる。30歳以下の人はほとんどみんな、何かしらの日本のアニメに興味を持ってる感じ」。