ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

現金の落とし物、消えた39億円、東京都民は正直なのか?

昨年2024年1年間に、警視庁に東京都内で落とし物として届けられた現金は約44億9000万円に上り、過去最多を記録した。このうち持ち主が見つかり、手元に無事に戻ったのは38億3000万円で届けられた金額の85%だった。持ち主が見つからなかった残り15%約6億6000万円は東京都の歳入になったという。85%の現金が持ち主に戻ったという話を聞くと、現金を拾った東京都民がいかに正直な人たちなのかと思われがちだが、実はマスコミが伝えようとしない気になる数字があるのだ。警視庁の2024年「遺失届の受理状況」の数字を見ると、現金の落とし物の届け出額は8,375,812,832円つまり84億円に近い金額なのだ。交番に届けられた実際の落とし物の現金は約45億円、警視庁への現金の落とし物届け金額が約84億円、この差39億円をどう判断するかで、東京都民の正直さのバロメーターが図れるというわけだ。もちろん「現金を落とした」という遺失届には一部に虚偽の申告が含まれているかもしれないが、実際に届けられた落とし物の現金との差39億円はあまりにも大きな数字と言わざるを得ないだろう。「日本で落とし物をしても必ず返ってくる」「日本人は正直な人が多い」という海外の人々からの評価を鵜呑みにして浮かれている私達にとって、この「消えた39億円」をどうとらえるかは大きな問題だろう。