ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「マンガ・アニメは大人の見るモノ」とギネスが認定した。

マンガやアニメは「大人が見るもの」が常識になっている日本と違い、海外の多くの国々では「マンガ・アニメは子供の見るもの」という考え方が未だに根強い。ところが、世界100ヶ国以上で販売され、累計発行部数1億4500万部を突破しているイギリスの記録情報年鑑「ギネス世界記録」が、今月「世界で最も人気があるアニメーション作品」として、「呪術廻戦」をギネス記録に正式に認定した⬆。これを受けて、データ分析会社パロット・アナリティクスが、「呪術廻戦」の視聴者はZ世代が71.3パーセントを占め、この熱狂的に作品を視聴する若いファン層が、「呪術廻戦」を今年一番の人気作品に押し上げたと解説。「世界のZ世代のこの日本アニメに対する熱量は凄まじく、平均的なテレビ番組の71.2倍もの世界的な需要があり、ピークの2023年12月29日には、128倍もの需要があった」と伝えている。日本アニメは子供向けではなくZ世代が見るものというお墨付きをギネスが出したことについて海外のZ世代の反応、「俺は今31歳だけどアニメ観てるよ、何だかだいぶ歳を取ったような気分になる(ドイツ)」「自分は16歳からアニメを観てて、45歳になった今でもそれは変わらない(カナダ)」「私は30歳になったんだけど、何だか現実のこととは思えない……(アメリカ)」「今は街中に「呪術」のTシャツを着てる人がいる。数年前までアニメはかなりニッチ(希少)なものだったんだ。アニメのグッズを着てる人を見つけるのは稀だった。だけど今はあちこちで普通に見かける(アメリカ)」。マンガやアニメは子供が見るものという海外の「常識を変えてしまった日本のアニメ、ギネスが認定するのが遅すぎたのかも知れない。