ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

なぜアメリカ人は、「大谷翔平は馬鹿げてる」と言うのか。

ドジャースの大谷翔平選手が、ガーディアンズ戦に1番・指名打者で先発出場。4回の第3打席で先日の19号に続き20号ホームランを放った。昨日、米データ分析会社『Codify Baseball』は、「大谷翔平は本塁打でメジャーリーグのトップに立ち、もうすぐまた(2刀流として)投げることになるんだ。まったくRidiculous⬆️(馬鹿げている)」と驚きの声を挙げた。アメリカでの大谷選手の報道では、このRidiculous(馬鹿げている)というワードが良く使われる。例えば、昨年の地元メディア「ドジャーネーション」の記事では「ショウヘイ・オオタニが9回に3ランを放った!! ワーオ、この男は馬鹿げてる」と報じたり、大谷が花巻東高校の先輩にあたる菊池雄星から放ったホームランをthe most ridiculous home runs of his MLB career(大谷のMLBキャリアの中で最も馬鹿げたホームラン)と表現する。つまり、「It is ridiculous!」と言うのは、「そんな馬鹿な!」とあり得ないことが起きた場合や不可能を可能にした時の驚きの表現なのだ。3試合連発、今シーズン6度目の先頭打者ホームランを打った大谷選手の不可能を可能にしたIt is ridiculous!(そんな馬鹿な!)は、いつまで続くだろうか。