ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

LAタイムス、大谷翔平「ニューベーブ・ルース」と命名。

アメリカ人なら誰でも知っている野球の神様ベーブ・ルース。MLBファンにとっては怖れ多い偉大すぎる名前だ。ドジャースで活躍中の大谷翔平選手が、投・打2刀流のプレーヤーとしてメジャー入りすると、その活躍ぶりを100年前の2刀流だったベーブ・ルースと比較されてきたが、ベーブ・ルースが2刀流で記録した投手として2ケタ勝利、打者として2ケタホームランの記録を大谷選手があっさり超えてしまった時点で2人を比較することが無くなった。そんな中、ロサンゼルス・タイムズ紙が、ドジャースの大谷選手を「ニューベーブ・ルース」と表現する記事を書いた。なぜ、大谷選手はMLBで新しい「野球の神様」にまで昇格したと言うのか。興味を持って記事を読んでみると、「オオタニはルースを超えた(Surpasses)」⬆とし、「彼は、黒人初のメジャー選手ジャッキー・ロビンソンのように米国野球の歴史を変えることは無いし、メキシコ出身のバレンズエラのようにドジャースのファン層を変えた(メキシコ系の観客を大幅に増やした)こともない。しかし、彼の記録的な契約金は、MLBにこれまで興味のなかった世界の国々(ヨーロッパ・アジア)の人々にまで話題を広げた。彼はMLB史上で、球史に残る最も大きな「経済力」を有している。オオタニは、いわばドジャースの造幣マシンだ」と表現。大谷選手をニューベーブ・ルースと呼ぶのは、彼の現在の実績はさておいて、MLB史上で一番の「大金持ちになった選手だから」、という何ともお粗末な話だった(笑)