ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「HR王、今年が最後のチャンスではない」水原一平通訳の正論。

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エンゼルス大谷翔平選手のホームランキング争いに固唾を呑んで見守る日本のマスコミやファン。残り5試合で、トップを走るペレス選手に現時点で2本差をつけられた大谷に残されたキングへの可能性は限りなく小さい。そんな中、今シーズン公私にわたって大谷を支えてきた水原一平通訳(36)が、ホームラン王争いの渦中にある大谷選手の舞台裏について語った。「9月に入って投手では勝ち星から遠ざかり、打者では勝負を避けられることが多くなってきた翔平。いろいろな意味で苦行ですね。だからといって全然、不機嫌なことはなく、楽しく過ごしています。コロナ禍もあり、外出は特にしていませんが、最近だと移動の車中で「YOASOBI」「優里」や懐メロもかけたりしています。日本の曲が多いです。翔平が「もし本塁打王が獲れたら展開的には「激アツ」ですが、だからといって勝負を避けられている中で無理やり打ちにいかず、このままのスタイルを続けてほしいです。『本塁打王は今年が最後のチャンスではありません』。それより良い感覚でシーズンを終えて、来年に向けてプラスになれば一番良いと思っています」。つねに大谷選手と一心同体で居る水原通訳の言葉はまさに正論だろう。日本のマスコミやMLBファンは、勝手にホームラン王のタイトルを何とか取って欲しいと大谷にせがむが、現実はそう上手くは運ばない。大谷翔平は来年まだ28歳、イチロー選手がMLB最多安打を記録したのはメジャー4年目の30歳、大谷にとって「今年が最後のチャンス」ではないことは「自明の理」ではないだろうか。