厚生労働省が発表した「人口動態統計」の速報値によると、2024年の出生数は72万988人で9年連続で過去最少を記録した。一方、死亡数は4年連続で増加し、161万8684人と過去最多を記録、出生数と死亡数の差は89万7696人で過去最大の減少幅となった。これは、秋田県の人口89万9,314人とほぼ同じ数の日本人が、たった1年間で地球上から消滅したことになる。2年前(2023年)「異次元の少子化対策」を打ち出した自民党政府の政策がいかに「無策」であったかを物語るかのように、過去最少の出生数を記録し続けている我が国の現実、社会学者でTVコメンテーターの古市憲寿氏が、過去に「なぜ日本の政治家は少子化対策に無関心なのか」を自民党の石破さん(現在は首相)に尋ねたところ、「だって子どもが増えても、投票ができるようになるのは18年後だからねえ。その時、私たちは政治家をやっていないでしょう」という答えをもらったというエピソード。この石破氏の意見に対するSNSの反応、「だから政治家はアホなんだよ、子供が増えるということは豊かな家庭が増えるということだから、その家庭の大人が自分たちを豊かにしてくれた政権に投票する、その程度すら理解できなくなったのが今の無能政治家」「自分さえよければそれでよし、現代の日本国民の考え方やん。国民の考えが政治家にもしっかり反映されてるね」「自分のことばかりやな、いらんわ。税金もお前のためにあるんじゃないぞ」「出生対策やらないだけならともかく、今働いて社会を支えてる現役世代ばかりいじめるのは悪意しかねえだろ、クソ政治しかできねぇんなら、辞めちまえマジで」。