ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

出生数80万人を割る、でもご安心、移民大国ニッポン。

厚生労働省が公表した22年の人口動態統計の速報値によると、2022年に国内で生まれた子どもの数は統計を取り始めた1899年以降、初めて80万人を割り込み出生数は79万9728人だった。「異次元の少子化対策」を公言した岸田首相だが、彼の頭で異次元の対策など出てくる訳が無い。となれば、欧米先進国に倣って外国人労働者を受け入れてゆく方法でしか人手不足は解消できない。と思ったら、我が国はすでに欧米に並ぶ「隠れ移民大国」になっているのをご存知だろうか。コロナ禍前の2018年の1年間で日本は52万人の移民を受け入れ、移民を受け入れている主要先進国の中で第4位にランクされるほどの移民大国なのだ。外国からの年間の移民受け入れ数は、ドイツが第1位で約138.4万人、アメリカが第2位で約109.7万人、第3位のスペイン約56万人で、日本は、これに次ぐ第4位となっている。2022年までの累計で日本で働く外国人労働者数は何と 172万人にまで達している。多人種で成り立つ米国は、多くの移民を受け入れた結果、白人が全人口に占める割合が2020年の国勢調査で約2億430万人で全体の57.8%にまで減少している。それによるマイノリティ(有色人種)による犯罪の多発やレイシズム(差別主義)など多くの問題を抱える国になった。政府の無策で少子化が止まらないまま移民大国化しつつあるニッポン、アメリカの二の舞いになることは自明の理だろう。