ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本のTV局は故・ジャニー喜多川に加担、とフランス人記者。

故・ジャニー喜多川による少年への性加害問題について「再発防止特別チーム」の報告書が出された。これについて、翌日TV局などマスメディアは、「少年への性暴力は、『決して許されるものではない』と一斉に声明を出したが、その通り一遍の声明文を読んだフランスのマガジン「ル・フィガロ」の記者レジス・アルノー氏⬆が、各局が同じような「薄い水割りのような空文」だったと批判した。さらに、「現在、テレビ朝日では毎週土曜日午後4時から、子を持つ親なら誰もが戦慄する『裸の少年』というタイトルの番組を放映している。テレビ局はすっかり鈍感になってしまったのだろうか? 子どもたちが目の前で性的虐待をされないと行動を起こさないのだろうか? この国には親はいないのか?」と問いかけ「今に至っても薄っぺらな反応しか示さないことで、日本のテレビ局はジャニー喜多川のような人物を守る沈黙の陰謀に加担しているのだ。ここでメディアが変われない限り、日本の芸能界が、彼のような怪物にとって理想的な遊び場であり続けることは間違いない」と結んでいる。今回のジャニー喜多川の「少年への性加害」を追求するきっかけになったのは日本のマスコミではなくイギリスのメディアBBCの報道番組だった。日本のメディアが、故・ジャニー喜多川に相変わらず加担し続けていると海外から見られてしまうのは至極当然のことだろう。