ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

電通「万博」入札停止にした大阪府の勇気ある決断。

 大阪府が、東京五輪・パラリンピックの事業を巡る談合事件で元幹部が逮捕された広告最大手の「電通」について、府発注事業の入札参加資格を1年間停止する措置を決めた。関西万博を運営する日本国際博覧会協会も、府に準じて今後の協会発注事業に「電通」の参加を認めないと発表した。オリンピックや万博などの国家的なイベントから「電通」を締め出すというのはまさにエポックメーキング(画期的な出来事)だろう。国家的なイベントのみならずコロナ禍での「持続化給付金」でも100億円を超える国民の血税をウラ金を操作してピンはねした「電通」、なのに、CMスポンサーを連れてきてくれる会社「電通」のこうしたウラ金操作に目をつむってきた民放テレビや世界的なスポーツイベントの放映権を「電通」から購入せざるを得ないNHKも「電通」を批判出来ずに居たのに、にわかに「電通」のウラ金操作の報道をし始めている。まるで時代劇でウラ金操作で商売を繁盛させた「越後屋」のような存在の「電通」が、凋落の時を迎えているのはなぜなのか。民放テレビ局を牛耳り、NHKまで食い物にしてきたマスメデイアのフィクサー(黒幕)カンパニー「電通」は、インターネット広告の台頭によってメディアを牛耳る盟主では無くなりつつあり、その凋落ぶりを見てこれまでタブーであった「電通」のウラ金操作に東京地検特捜部公正取引委員会強制捜査に初めて乗り込んだのだ。そうした状況を見ての 今回の大阪府の「電通」の万博への入札停止の勇気ある決断、現代の「越後屋」ざまあみろである。