ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

あの猪木氏も好んだガリガリ君、最後の晩餐に医師イチオシ。

終末医療の緩和ケア専門医である廣橋猛ドクター(⬆上写真右)が、ツィツターにアイスのガリガリ君について「味が分かりやすくて美味しく、固いけどサッと溶けて口に含みやすい。患者さんも笑顔になる。病院の売店に必ず置いておいて欲しい。赤城乳業さん、日本緩和医療学会とコラボしませんか?」とツィートし、大きな反響を呼んでいる。廣橋医師によれば「終末期の患者様は口が乾燥しやすく、また味覚も鈍っていることが多いのです。その中で口に合いやすいものが、サッパリとした口当たりのもの、そして味がしっかりと濃いものが良い、具体的にはアイス、特にガリガリ君はアイスの中でも条件に合致します。ガリガリ君はアイスの中でもしっかりと固まっていて、かつ口の中でゆっくり溶けていくので、ムセやすい患者様でもうまく食べていただけることが多いように感じています」と推奨している。難病「全身性アミロイドーシス」による心不全で、今年、10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんも、終末期にガリガリ君を好んで食べていたこと(⬆上写真左)がニュースになったのを覚えている方も多いだろう。終末期の患者さんにとっては、ただ栄養を摂るだけではなく、味覚や食感の楽しさは生きてる喜びにもつながるという、ガリガリ君は、涼やかな口当たりと甘みを堪能できる「最後の晩餐」にふさわしい食べ物と言えるだろう。