
WBC1次ラウンド・プールCの3試合すべてで4番に入ったMLBレッドソックス所属の吉田正尚選手は、10打数5安打、打率.500、2本塁打、6打点、出塁率.583、長打率1.200、OPS1.783の大活躍で3年前のWBCでの活躍同様に持ち前の勝負強さを発揮している。レッドソックスの公式SNSが、こうしたWBCでの吉田選手の活躍を伝えると、米国のレッドソックスファンから「なぜ吉田はMLB以外で、こんなに打つんだろう?」「年俸1800万ドル(約28億円)のDHなのに、レッドソックスではホームランが少な過ぎる」「WBCでは打つのにMLBでは打てないって…」「レッドソックスのユニホームを着て、なぜこの活躍ができないのか?」といった疑問の声が挙がった。米国のネットスポーツメディア『FANSIDED』は、吉田を「健康が維持できずパワーにも乏しいほぼDH専任の選手、一塁を守れるほど守備範囲が広くなくスタメンに組み込む余地はない」と厳しく指摘。32歳の吉田をトレードできない理由として「守備力のない高齢選手で、打撃も小技中心ではほとんど価値がない」とまでこき下ろしている。たしかに、MLBでの吉田正尚選手の打撃・守備・走塁の貢献度を示す指標のWARは0.6 でMLB選手全体の500位だ。WBCで吉田選手が活躍できているのは、「相手チームの投手がMLBの投手以下だから」という厳しい指摘もある。健康を取り戻した今シーズン、吉田選手はWBCと同じ活躍をMLBで見せて欲しいものだ。