ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

フェルメール『真珠の耳飾り少女』、競売で売れなかった。

ダヴィンチの「モナリザ」と並ぶ肖像画の名品「真珠の耳飾りの少女」⬆️は、小説や映画作品としても描かれ、日本でも人気のある作品だ。この絵を描いた画家フェルメールは、レンブラントやベラスケスなどと共にバロック絵画を代表する画家の1人として有名だったが、1675年に43歳で破産同然で死去したため、残された作品は競売にかけられ、『真珠の耳飾りの少女』も、他の絵とともに1696年に競売された「目録」が残っている。その後もこの作品の所有者は転々とし、185年後の1881年にオランダ・ハーグで競売に出された際、フェルメールの希少な作品が海外に流出するのを防ごうとしていた 文化官僚のヴィクトル·ド·ストゥアーズと友人の美術品収集家A.A.デ·トンブは、この絵がひどく汚れていたにもかかわらず、掃除の過程で署名を発見し、この作品がフェルメールの本物であることを知る。2人は競売ではわざと落札せず、競売後にデ・トンプが絵の持ち主から2ギルダー30セント(現在の価値でおよそ1万円)でこの絵を購入した。デ・トンブには相続人がいなかったため、彼の死後、この絵はオランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館に寄贈され、現在でも展示されている。