文鮮明⬆によって1954年に韓国で創設された新興宗教の統一教会。教団の運営資金の70%は日本信者が負担させられていて、その原資は深刻な社会問題となっている霊感商法と、韓国本部からの法外な献金要求による信者の土地や財産の搾取より得られた金だ。韓国人の教祖である文鮮 明は、日本は"エバ国家"で「サタン(悪魔)の国であるという反日教義によって日本人信者のみに法外な献金を義務付けたのだ。しかし、日本人信者らの霊感商法などがマスコミで叩かれ統一教会の名称変更や教祖文鮮明が死んだことで日本国内の信者数は最盛期60万人居たものが現在では6万人程度まで激減しているという。韓国の宗教番組を主に報道しているCBSテレビのソン・ジュヨル記者は、「(日本マスコミの批判について)旧統一教会が感じている危機意識は(創始者の)文鮮明が亡くなった時よりも深刻です。(安倍元総理の)銃撃事件を通して「お金は日本の信者たちから流れ込んでいた」と知られるようになり、韓国国民に「うさん臭い」と思わせるきっかけになりました。統一教会が全世界にネットワークを持てたのは、日本の資金が大きな役割を果たしたからだとみられ、日本の拠点が無くなると旧統一教会を維持することが難しいという危機意識がある」という見方だ。信者の激減による日本からの資金調達が困難になった統一教会。我が国のマスコミは、あと一歩にまで迫った統一教会が完全に「破滅」する日まで追及の手を緩めてはならない。