ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平サイクルヒット、日本人初が「アジア人初では無い」って知ってた?

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エンゼルス大谷翔平選手が、メジャーで日本人初のサイクルヒット(1試合で1塁打・2塁打・3塁打・本塁打の4本)を達成した。イチロー選手も松井秀喜選手も達成できなかった「偉業」だと日本のマスコミはこぞって大谷選手を賞賛している。確かにメジャー137年間の歴史でサイクルヒットを達成できた選手はわずか277名であり達成回数は137年間で307回とメジャー史上でも希少な記録であることは間違いない。ところでメジャーで日本人初のサイクルヒット達成という日本のマスコミ報道は大いに結構なのだが、すべての日本マスコミが完全に無視しているアジア人としての「サイクルヒット達成」では2番目だという事実をご存知だろうか。4年前の2015年7月21日に韓国プロ野球出身でテキサス・レンジャースで活躍する秋信守(チュ・シンス)選手(⬆上の写真)がアジア人として初めてMLBでのサイクルヒットをすでに達成しているのだ。陸上100m競技で日本人初の9秒98を出した桐生祥秀選手や9秒97の記録を出したサニブラウン選手はだれでも知っているがアジア人トップの9秒91の記録を昨年6月に出した中国の蘇炳添(スー・ビンティエン)選手の存在を殆どの日本人が知らないように、日本マスコミの偏重したスポーツ記録の報道だけを鵜呑みにしていると大きな恥を掻くことになりかねない、大谷選手のMLBで日本人選手初のサイクルヒット達成は快挙であることに異論は無いが、日本人選手がさもアジアで一番だという思い込みでの日本マスコミの偏重したスポーツ報道には少しばかり首を傾げざるを得ない、そう思いませんか?