メジャーリーグMVPを皮切りに、シルバースラッガー賞、エンゼルス最優秀選手賞、コミッショナー特別表彰に流行語大賞。さらに国民栄誉賞を打診されるなど、シーズンオフになってもメディアの話題になり続けた大谷翔平選手。各テレビ局は、とにかく大谷選手をテレビに出演させようと手練手管でアプローチしているが、まったく反応が無いという。大谷選手への出演オファーは、アメリカの所属球団を通すことになっており、球団広報がオファーをとりまとめて最終的には本人がジャッジするらしいのだが、いずれのオファーも大谷選手は断っているという。昨年オフ、ある雑誌のインタビューで「オフの過ごし方」を尋ねられると「朝 7 時くらいに起きて、ご飯食べて、9 時くらいに出て。９時からトレーニングをやる日もありますし、10 時からやる日もあるので。大体そのくらいに動き始めて。早い日２時とかですかね、あとは３時ぐらい。２時、３時くらいに帰ってきて、お昼食べて。ちょっと寝て。ご飯食べて、夜ご飯食べて、ゆっくりして、寝るっていう。毎日その繰り返しです」と答えている。メジャーリーガーは日本のプロ野球選手のようにテレビのバラエティ番組などに出演することはほとんどない。今シーズン、二刀流でホームラン46本という前代未聞の数を打ちながら、ホームラン王をあと一歩のところで逃した大谷本人は心底悔しかったはず。来シーズンに懸ける思いは強く、年末年始もトレーニングを欠かさず年越しも普段着のジャージーのままで過ごすことになりそうだ。
