ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷41HR、「スタンスを小さくしたから」ボビー・バレンタイン氏。

ホームラン王争いを独走していた大谷翔平選手が、8月に入りホームランが打てなくなり8試合37打席ノーアーチが続いていたが、9試合目にしてようやく41号目の特大弾を放った⬆。メジャーでレンジャーズ・メッツ・レッドソックスの監督を歴任し、NPBロッテの監督も努め現在MLB野球解説者のボビー・バレンタイン氏が、地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」に出演、大谷の久々の一発について解説した。アストロズ左腕のムシンスキーが投じた高めスライダーを捉えた大谷の打撃について「ショウヘイに左投手をぶつけてきたので、ショウヘイがスタンスを少しだけ小さくしたように見えました」と、大谷の打席での変化を指摘したのだ。大谷は常々打席での「構え」が一番重要なことを力説しているが、このスタンスを小さくした「構え」こそがホームラン王独走体制を復活させたのだ。さらに、スライダーを捉えてのホームランであったことも今後に期待を抱かせる。なぜなら8月に入ってから大谷は、スライダーに8打数無安打7三振で打率は.000だったからだ。 シーズンも後半戦、相手投手もデータから大谷の弱点を突いてくる。8月に入って大谷に投じられたスライダーの数が29.2%と増えたことでホームランが出なくなっていたのだ。苦手だったスライダーをスタンスを小さくした「構え」からHRにして見せた大谷翔平、日本人初のメジャーでの本塁打王へさらなる期待が高まるばかりだ。