マツコ・デラックス 49歳が、日本テレビ「マツコ会議」で「本当、今(テレビ)見てても、みんな言葉を選んで言ってるし、そもそも戦いに来てないし、なんか通りすがりで台本通りにさ、何か食って感想言って帰ればいいって思ってやってる人ばっかりだよ」そして自身について「色々、本当に考えてるのよ」と切り出し「どのタイミングで私は身を引こうかなってずっと考えてる」と告白した。その理由については「本当の大事な魂まで売りだしたら、私は死ぬまでテレビにすがって、哀れな姿をさらし続けて、笑ってもらってるんじゃなくて、笑われて生きるようになってしまうから」と説明した。マツコの引退発言は今回限りではない、昨年末の『マツコ&有吉 かりそめ天国』でも「70歳まで働いていない、老けていって痛々しくなる」と弱気な発言をし、「そんなに長くはない、踏ん切りをつけようと思っている。人里離れたところに家でも建てようかなって思ってる」と自分が描いている引退がすぐそこまで来ていることを匂わせている。来年は50歳になるマツコのこの発言はどうやらブラフ(はったり)では無いのかもしれない。後半生を悠々自適に暮らせるだけの資金は十分稼いだろうし、年を取れば取るほどマツコのようなシニカルな発言スタイルは、視聴者に飽きられてくるに相違ない。引きどきのタイミングを見計らっているというマツコの言葉が、ブラフ(はったり)でないことを祈りたい(笑)