ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「人生の変わり目に手を差し伸べる人がいる」マツコのけい眼。

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日本テレビ『マツコ会議』でマルチタレント星野源と対談した中で、マツコが語った「運命の分岐点」についてのトークが興味深かった。マツコがまだテレビはおろか、物書きとして連載も一切ないまったく無名の時代に、自分を「追い込もう」と思って28歳で仕事を辞めた。それから4年後の、32~33歳ころからようやくテレビに出始め、35~36歳でTBS情報番組『ピンポン!』にレギュラー出演。そこで「テレビでやっていこう」と腹をくくった、のだという。この時についてマツコは「人生の変わり目って手を差し伸べる人がいるんだな、っていうのはすごく感じてる。いろいろ迷ってわからなくなってる人も、差し伸べられた手に気づくくらいには世の中と向き合う気持ちを忘れないでほしい。絶対に光ってる手があるのよ。それを掴む勇気を常に持っていてほしい。そうなると、ホントに人生が変わる。何があるかわからない」と語ったのだ。これに対して星野源は「その手って、1回逃しちゃうともう来ないんですよね」と補足した。人生をステップアップする時は、誰かが手を差し伸べてくれるからその光っている手を見逃すな、というマツコのアドバイス。それでふと思い出した。古くからの西洋のことわざに、「幸運の女神に出会ったら思いっきりその前髪をつかめ」というのがある。なぜなら、女神の後頭部はツルツルにハゲていてつかもうとしてもつかめずせっかくの幸運を逃してしまうから.......おあとがヨロしいようで(笑)