ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「TVで意味を探してるのはおっさん・おばちゃん」とマツコ。

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マツコがテレビ番組で、23歳の若い番組カメラマンから勧められたYouTubeを観た感想について語っていた話が面白い。「どうやって見たらいいか分からないチャンネルだったわ」「年の差をものすごい感じたわ」と、あまり面白さが理解できなかったと語り、その挙句に「辿り着いた結論があるのよ、(YouTubeで)意味を探してる時点でおっさん、おばちゃんなのよ」と話し、「今のテレビって、意味を探して、意味をひけらかすわりには、大したことやってないじゃない?」「若い子はもっと勢いだとか、空気感を(YouTubeで)見てるのよ」「あたしたちね、水アカのようにこびりついてるのよ。意味探しが」と嘆いてみせたのだ。確かに、マツコが言うように大人世代は、テレビを見る場合、それが、どんな目的で、どんな意味があるのかをまず考える。そういう視点でYouTubeの動画を見ると、目的や意味が「不明」な動画が数多くあふれている。つまり、テレビを見る感覚でYouTubeを見たおっさん・おばちゃんの世代にとっては、「良くわからん」という話になってしまう。マツコが言う勢いや空気感で映像を見るというのは、言い換えるとフィーリング(感性)で見るということだ。「面白ければいい」「楽しければいい」なぜそこに「目的」や「意味」を求めるのか?マツコが言う「意味を探して、意味をひけらかす」テレビの映像づくりが、若者がテレビ離れしてしまったひとつの原因なのかもしれない。