ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

タモリが🌟🌟🌟、ライオネル・ハンプトンのスターダストを聴いたか。

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モダンジャズの名曲で真っ先に思い浮かぶのは、ヴィブラフォンの名手ライオネル・ハンプトンの「スターダスト」⬆だ。ジャズに造詣の深いタモリがジャズでおすすめの名盤は?と聞かれて「ライオネル・ハンプトンの『スターダスト』は、くりかえしききますね」と答えている。タモリ曰く「これは、いろんな意味ですごいと思うんです。1947年の録音だから、私、2歳の時なんですけど、ライオネル・ハンプトンというのは、有名なビブラフォン奏者なんですがジャズフェスティバルで、寄せ集めのグループで、この『スターダスト』を、演奏するんですが……何かやろうって時に、集まったやつらが共通で知っていた曲がこれしかなかったらしい。で、軽くやろうというふうにしてはじまっていくんですけども、だんだん乗ってくるんです。ライオネル・ハンプトンは映画の撮影があるから、ほんとはそこで帰らなきゃいけないのに、いちばん乗っちゃったんですよね。それでものすごい演奏で……これはモノラルなんですけれども、若いやつにこれをきかせると、モノラルって誰も思わないんです。ものすごい臨場感があるんですよ」と熱く語っている。一度YouTubeでライオネル・ハンプトンのスターダストを聴くことをぜひ、おすすめしたい。ハンプトンのイントロでの強烈な鉄琴の叩き方やハンプトンの唸り声をあげながらの切れのいいアップテンポのソロ演奏に、あなたもきっと圧倒されるはずだ。