ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ケツが大事」井上尚弥と松島幸太朗が一致した勝利の方程式。

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わが国を代表するトップアスリートWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥とラグビーW杯代表で現在フランスで活躍中の松島幸太朗 の2人 が、スポーツマガジン「Number」で対談した。同い年の2人が、試合で良いパフォーマンスが出来る条件として「ケツ」=尻の動きが大切だという意見で一致した話が面白い。松島「どんな練習でも意識しているのはケツ。ケツを使えている時ってけっこういいパフォーマンスができている。だからそこは疲れていても必ずトレーニングするようにしている。やっぱりボールを持って当たりにいく時もそうだし、細かくステップワークをする時もケツだから、大事なのは」と語ると井上が「ケツは分かる。力を出す箇所って足腰と言うけど俺もケツだと思ってる。パンチを打つ力とかキャンバスをグッと踏みつける力とか、感覚としてケツなんだよね」と同意し、続けて井上が「そもそも、なんでケツを意識し始めたの?」と松島に尋ねると「自分の場合は足の肉離れを起こしたときに「あれ? ケツ使えてないんじゃない?」と思ったのが大きなきっかけだった。(意識したのは)ケガのケアから始まったと思う」と答えている。言われてみれば井上選手は試合中、絶えずお尻を相手の顔に向かって動かしている。相手のパンチを交わしながら、腕を下げお尻を回しながら強烈なパンチを放つ。マイク・タイソンも同じような打ち方をしていたという。優秀なアスリートは「ケツ」のパワーで勝利をつかむというのが勝利の方程式のようだ(笑)