ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

世紀の決戦前に、井上尚弥スパーリング相手の足をゼリーにした。

7月25日にWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルト(21戦無敗6KO)に挑む井上尚弥(24戦無敗21KO)が順調な仕上がりを見せている。メガマッチに向けてハードワークを重ねるモンスター井上の姿は、海外メディアでも注目され、英紙『Daily Mail』は「アメリカの危険人物フルトンとのタイトルマッチを控えるイノウエは、スパーリングで相手の足がゼリーのようになる残虐なKOを見せた」と井上のスパーリング動画(⬆左側の緑のヘッドギアが井上)を紹介した。「イノウエがスパーリング相手に繰り出した右のパンチと渾身の左フックのコンビネーションはあまりに強烈だった。まず、右でボディーを打ち抜くと、すかさず頭部に衝撃的な打撃を数回加えた。これを被弾した男の感覚は狂わされ、キャンバスにゼリーのように転げ落ちるしかなかった。21戦無敗のフルトンの反攻は必至だが、モンスターに抜かりなどない」と井上の順調な仕上がりぶりを紹介している。「足がゼリーに変化する」という表現は、1年前のWBCバンタム級王者ノニト・ドネアとのリターンマッチで1R終了間際のドネアのよろけるようなダウンシーンでも海外メディアが同じ表現を使っている。フルトンとの試合まであと50日、ドネア戦とは違いヘッドギアを付けてのスパーリングでさえ、相手の足をゼリーにしてしまう井上尚弥の頭部への左フック、KO勝利は間違いなさそうだ。