ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平、7四死球で無失点、名投手ノーラン・ライアンそっくり。

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MLBエンジェルスの大谷翔平投手が、レンジャーズ戦に先発し、1066日ぶりの勝利投手を目指したが、4回被安打1の無失点ながらも7Kを奪い7四死球を出した大荒れのピッチングで80球で降板した。しかし「6与四球以上、7奪三振以上で無失点」は、伝説の名投手ノーラン・ライアン以来、43年ぶりのことだという。 メジャー通算324勝・5714奪三振・ノーヒットノーラン7回という球史に残る大投手と同じ記録を残した大谷のピッチング、あの大投手であるノーラン・ライアンでさえ、6四球以上・7奪三振以上という「荒れ球の試合」を57回もやっているのだ。それに比べれば、今回の大谷投手のピッチングは責められるほどの内容ではないと言えようか。さらに言えば、過去4イニングまでにそれをやってのけた選手は一人もいないのだ。つまりオオタニは、これだけの荒れ球で無失点という記録を作ったことで大投手ノーラン・ライアンを超える唯一無二の存在となったのだ。大谷投手から1点も奪えなかったレンジャーズのウッドワード監督は、試合後に大谷のピッチングについて 「あれだけ打者を歩かせて抑えられるとはね。彼が大事なところで質の高い投球(7K)をしたからだ」と冷静に分析した。大谷投手本人は、今回のピッチングを「100満点で0ですね」と自己採点したようにコントロールが定まらなかった事を悔やんでいる様子。それでも最低限の無失点に抑え、なおかつ7つの三振をもぎ取った右腕のポテンシャルは、やはり大投手ノーラン・ライアンに比肩される能力を備えた投手なのかもしれない。次回の登板に期待したい。