ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平13K、最後の打者、外角球なのにナゼのけ反った。

エンゼルスの大谷翔平投手が、ロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で先発、8回2安打無失点、メジャー自己最多の13奪三振で今季6勝目を挙げた。8回表、大谷が、自己最多の13個目の三振を奪った瞬間のシーン⬆が、米メディアで大きな話題を呼んでいる。大谷が投じたこの日の108球目、2ストライクと追い込んだ大谷は138キロのスライダーを投じると、ボールは大きく曲がり、外角高めのストライクゾーンに収まった、この瞬間、右打者のエマニュエル・リベラは、わずかに体を後ろにのけ反らせ、見逃し三振となった。リベラ選手は大谷が外角に投じたスライダーなのになぜ体を後ろにのけぞらせたのか。その理由は、ホームベース上を右から左へと横滑りして落ちてゆく大谷投手のスライダーの大きな曲がり方に、リベラ選手が驚き思わず体をのけぞらせたのだ。リベラ選手が驚いた大谷の投じたスライダーの大きな曲がり方は、ボールの回転数が多いからだ。メジャーリーグでは昨年6月から、もともと禁止されている松ヤニなど粘着性物質の使用を厳しく取り締まるようになった直後から、ピッチャーが投げるボールの平均回転数は 全体的に下がったといわれている。ところが、松ヤニとは無縁の大谷投手のスライダー回転数は、昨シーズン後半のデータで2320回転だったのが、今シーズンは2445回展へとアップしているのだ。回転数が多く大きく曲がる大谷のスライダー、さらなる奪三振記録を達成することを期待したい。