ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平は、なぜベンチでバットを叩きつけたのか。

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ホームでの最終戦、エンゼルスの大谷翔平投手が左バッターを6人並べたマリナーズに対し、6回まで毎回の8奪三振、無失点と好投した。しかし、1点リードで迎えた7回、1アウトから左バッターの7番ケルニックに高めに浮いたスライダーをライトスタンドに運ばれ、同点とされた。続くマーフィーを抑え、バウアーズを三振に切って取り7回までを1失点のみで切り抜け、マウンド上で思いっ切り吠えた大谷だが、球数が112球に達し無念の降板となった。そして7回裏味方打線が大谷まで打席を回すことができず3アウトとなった瞬間、大谷は、右手に持っていたバットを1回、2回とベンチの床にたたきつけた⬆。普段は温和な表情の大谷翔平には珍しい光景だった。試合後のインタビューで、このバット叩きつけについて問われた大谷は、「7回をゼロで抑えたかった。若干、球数が多かったので、そこも抑えて、全体的に考えて8回無失点で乗り切る内容ではあったと思うので。勝てなかったのもそうですし、最後に追いつかれるのも自分の責任かなと思います」と悔しさを露わにした。 さらに大谷は、「球団は好き、でもそれ以上に勝ちたい」と勝利への執念を口にした。これを受け地元紙「LAタイムズ」は「エンゼルスは(大谷から)警告を受けた ショウヘイは勝ちたいとはっきりと言った」と見出しを付け、大谷の孤軍奮闘ぶりを伝えた。また、スポーツWebサイト「ブリーチャー・レポート」は、大谷が、貪欲に勝利を求める姿に「この発言の行間を読むのはそれほど難しくないだろう。そして、それはエンゼルスファンにとって心配の種になりそうだ」と、バットの叩きつけから透けて見えた二刀流大谷のエンゼルスからの流出の予兆について警告した。