ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ネットを開くと同じ広告が追いかけてくる、cookieのしわざ。

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ネットのショッピングサイトで検索した商品の広告が、ほかのWebサイトを開いても また表示される――。そんな経験はないだろうか。まるで、自分の興味や行動が他人につつ抜けになっているような不気味な印象を受ける。インターネットでは、自分の行動を監視しているのではと思うような広告が表示される場合が多い。例えば、特定の企業や商品の公式サイトを閲覧した後、その広告が立て続けに表示されるケース。検索サイトで入力したキーワードに関連の深い広告が表示されることもしばしばだ。広告を一度クリックすると、その後延々と表示され続けることも珍しくない。そのカラクリはWebサイト内でユーザーが検索したキーワードやアクセスしたWebサイトの情報が、広告配信会社に送られる。広告配信会社は「Cookie」を使ってこれらを収集し、ユーザーの好みに合わせて広告をくりかえし配信してくるのだ。「cookie」は“Webサイトとユーザー間でやり取り・保存されるアクセス情報”のことで、個人ごとに割り振られた識別IDや氏名、電話番号、サイト訪問日時といった情報がユーザーのPCやスマホに保存される。保存された情報は再度サイトにアクセスした際に自動的に呼び出され、サイト利用をスムーズにするために使われる。このcookieがサイト訪問者の訪問回数やページ遷移、セッション数などの情報を記録し、その個人に最適なWeb広告を表示する。例えば、旅行について調べた後に開いた別のサイトで旅行の広告が表示されるのはcookieのしわざなのだ。あなたのネットショッピングをつねに見張っているcookieに釣られての「買い過ぎ」に、くれぐれもご用心(笑)