ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ブーイング&スタンディングオベーション、ドラマを作る大谷翔平。

エンゼルスの大谷翔平投手が、対ホワイトソックス戦に「3番・投手」で先発出場、投手として5回2/3を投げ無失点、毎回の11三振を奪い今季最多タイの108球を投げる熱投で7勝目を挙げた。160キロ超のストレートに横変化のスライダー、縦変化のスプリッ ト、一瞬浮いてから大きく落ちるカーブなどで打者を翻弄し続けた大谷だが、6回1死一塁の場面で、シーツを高めのスライダーで空振り三振に仕留め、これで11奪三振、2アウトとなった時点で、球数が自己最多の108球に達した。ここで、ダグアウトからモンゴメリーコーチがマウンドへと歩み寄ると、スタンドから地鳴りのような大ブーイングが巻き起こった。 二刀流大谷の躍動するピッチングをもっと見ていたいというファン心理が、コーチの登場にブーイングを浴びせたのだ。この場面について大谷本人は「球数はかなりかさんでいたが、投げ切るかどうかで違う。重要なところだった。もう一人投げられれば一番良かった」と試合後に語ったように、投げたい気持ちが顔に出ていたが、首脳陣の判断に従うしかなかった。そして、大谷がモンゴメリーコーチにボールを手渡した瞬間⬆、スタジアムの空気が急変。スタンドのエンゼルスファンが一斉に立ち上がり、拍手喝采スタンディングオーべーションが沸き起こったのだ。総立ちで熱投した大谷を拍手で称えるファンの姿。ブーイングとスタンディングオーベーション「一瞬にしてドラマを作れる男」大谷翔平アッパレ!