ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「いつまでやるの」マスクに飽きた麻生財務相のイライラ。

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麻生太郎財務相(⬆上写真右)が、閣議後の記者会見でマスクをつけて会見し「マスクなんて暑くなって、口の周りがかゆくなって最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど」と愚痴をこぼした。その上で、マスクについて「いつまでやるんだね?」と報道陣に逆に尋ねる始末。さらに出口が見えないコロナ禍に対する不満を次々と吐露。巨額の財政支出を続けながら低迷を続ける国内経済に関しても「景気の『気』の部分が直らないと景気は直らない。カネがあったって『景気が悪い』と思う人がいるんだから。事実、貯金は増えてますからね。個人預金も」とグチって見せた。世の中は外出自粛などで消費支出が減った上に、1人10万円の特別定額給付金が収入を支え、総務省が2月に発表した昨年2020年の家計調査では、2人以上の勤労者世帯の貯蓄は前年から平均17万5525円増え、過去20年間で最大の増加幅になったという。米国と中国、英国、日本、ユーロ圏など世界の主要経済国全体で、新型コロナウイルスによるロックダウン(経済封鎖)の間に貯蓄が2兆9000億ドル(約310兆円)上積みされたとブルームバーグ・エコノミクス(BE)が伝えている。EUのエコノミストが「ロックダウンがもたらした潤沢な個人貯蓄はわれわれが急速な需要回復を確信する根拠の一つになる」と語り、近い将来のコロナ収束によって世界的な景気回復は確実に見込まれると予測している。では、麻生大臣が言う「いつマスクは外せるのか」、アメリカのCDC(疾病対策予防センター)によれば、「ワクチン接種をした人から順次マスクを外せる」という見解だ。マスクが蒸れる季節が来る前にワクチン接種をぜひ受けたいものだ(笑)