ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

エルトンジョン、ローマ法王を「偽善者」とののしる。

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ローマ法王フランシスコ教皇は、これまでLGBT(性的少数者)について進歩的な姿勢をにおわせる発言を繰り返してきた。なのに、バチカン(ローマ・カトリック教会)がこのたび、同性カップルについて後進的な見解を固持していることを改めて示したことに、LGBTの人々の間で大きな衝撃が広がっている。バチカン教理省が3月15日、「カトリック教会は、同性同士の人々の関係を祝福する権限がありますか?」との質問に対し、神が「罪を祝福する」ことは「不可能」だと回答したのだ。このバチカンの凝り固まった古臭い「愛の定義」に対して歌手のエルトン・ジョンが痛烈なツイートを行った。ジョンは「バチカンは同性婚が『罪だ』という理由で祝福を拒否しているのに、私がデービッドとの結婚で幸せをみつけたことを描いた映画『ロケットマン』にすすんで数百万ドルを投資し利益を上げたのはどういうわけだ?」とバチカンが過去にエルトンジョンが制作した「同性愛映画」でひと儲けした事実を暴露してしまったのだ。エルトンジョンの映画『ロケットマン』は、大手映画会社の作品として初めて男性同士のセックスシーンを描写した映画だとされ、英紙フィナンシャル・タイムズは、バチカン国務省が同作品に多額の資金を提供した事実を伝えていた。バチカンのこうした2面性についてエルトン・ジョンは怒りが収まらず、ツイートの最後に「hypocrisy(偽善)」のハッシュタグまで付け加えた。偽善者呼ばわりされたフランシスコ教皇が、エルトン・ジョンに対してどのように回答するのか注目だ。