ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スパコン富岳、「他にすることあるだろ」爆問太田の発言は正解。

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TBSテレビ「サンデー・ジャポン」で、ウレタンマスクと不織布マスクの効果の違いについて説明したシーンで、飛沫防止効果(吐き出し)が不織布マスクで80%なのに対し、ウレタンマスクは50%程度であるなど、スーパーコンピューター「富岳」のデータを使って解説された。これを見た司会の爆笑問題太田光が、「コロナといえば『富岳』の飛沫シュミレーションが必ず出てくる。『富岳』と言えば世界一のスーパーコンピュータなのに、もっとコロナのためにすることがあるだろう」という旨の発言をしてスタジオ内の笑いを取ったが、確かに、飛沫シュミレーションの他に世界一のスーパーコンピュータ「富岳」がコロナ対策にどんな貢献をしたのか、我々素人にはまるっきり見えてこない。富士通と組んで「富岳」を共同開発した理化学研究所のサイトを覗いてみると、新型コロナウィルスの研究テーマとして「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」と新型コロナウイルスの感染拡大及びその社会経済的影響を明らかにする「パンデミック現象および対策のシミュレーション解析」が掲げられているだけだ。世界一の性能を誇るスパコン「富岳」は、「ワクチンの開発」とか「ワクチンの副作用のシュミレーション」とか、我々庶民レベルでも理解できる成果を上げるためにはまったく役に立たない「代物」のようだ。計算速度、アプリケーションの処理速度、人工知能の計算性能、グラフ解析力のいずれでも世界トップの能力を誇るという「富岳」、ロシア・中国・イギリス・アメリカの国々がスピーディに開発に成功した「コロナワクチン開発」にはまるっきり貢献できない「宝の持ち腐れ」スパコンであることは間違いなさそうだ(笑)