ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

オールスター勝利投手に大谷翔平、試合前ゴミを拾ったから。

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全米オールスターに「1番DH」で出場し、特別ルールで1回裏の先発マウンドにも上がったエンゼルス大谷翔平投手(27)⬆。夢だった球宴マウンドに先発した大谷投手は、1番フェルナンド・タティス内野手(22=パドレス)から始まる強力打線を相手に14球、3者凡退に退け、先発投手が長いイニングを投げないオールスター独自の規定で「勝利投手の権利」を持ったまま降板した。その後、ア・リーグは2回に先制、リードを保ったまま試合が終了したため、先発投手の大谷翔平に勝ち星が転がり込んだのだ。大谷投手にしてみれば「案の定」の勝利だったに違いない。なぜなら、試合開始前、大谷はブルペンでの投球練習を終えてベンチに向かう際、グラブを外して屈むシーンがあった。グラウンドにゴミが落ちていたので、自然な動作でそれを拾うと、尻ポケットに"回収"していた。NHKのテレビ中継でこのシーンが映されていてご覧になった人も多いだろう。 全米オールスターという大舞台でも、大谷投手は、「ゴミを拾う」という運を味方につける"ルーティーン"を実践したのだ。大谷は高校一年時、目標達成シート(マンダラチャート)に「ゴミ拾い」を掲げていた。 シートには自分の夢を叶えるため、「体づくり」「コントロール」「メンタル」などの必要項目を列挙し、その一つに「運」を味方にするために「ゴミ拾い」を意識すべき事を挙げていた。そして夢の大舞台、ゴミを拾った大谷翔平に勝利の女神が微笑んでくれたのだ。