ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大坂なおみの優勝スピーチ、あげ足を取った海外メディア。

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全豪オープン、2度めの優勝を飾った大坂なおみ選手の優勝スピーチ。ご覧になった方も多いだろうが、この中で大坂なおみ選手が準優勝のジェニファー・ブレイディ(25、アメリカ)に対して失礼な発言をしたとイギリスの新聞The Sunや米国のNYポストなど世界のメディアから続々と批難の声があがった。大坂なおみ選手は、優勝スピーチの冒頭で、ブレイディの健闘を称えようとしたが、その前に「あなたのことをジェニーと呼べばいいの?それともジェニファー?」とブレイディ本人にたずねた。 ブレイディは小さな声で「ジェニー」と答えたのに、大坂選手は「まず最初にジェニファーを称えたいです」と言ってしまったのだ。テレビの中継画面で見る限り、ブレイディ選手の声が小さくて聞き取りにくかったための単純な言い間違いに思えたし、当のブレイディ選手もスピーチ中に不愉快な表情を浮かべることはなかった。しかし、この「ジェニファー」発言が、ファンのSNS上で「無礼だ!」「大坂はブレイディの上に立とうとしている」「いや単なる言い間違いだろう」などと拡散し、大きな騒ぎになったのだ。 米国やイギリスメディアも、この問題をクローズアップ。 米ヤフースポーツは「大坂なおみの2021年の全豪オープン決勝は完璧に見えたが、試合終了後に、やらなくてもいいミスを犯した。勝利のスピーチの中で大阪は、相手に感謝をしようとして物事をぎこちなくしてしまった」と取り上げ、さらに「一部の人々は、大坂がブレイディに対して、自分が上だと、支配を主張していると解釈した」とまで報道したのだ。こんな些細な「言い間違え」だけで世界中からバッシングされてしまう大坂なおみ選手、彼女が発する言葉のひとつひとつがこれほどまでに影響力を持つトップアスリートになった「あかし」だろう。