ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大坂なおみは、筋肉が戻れば女王リターン、元女王バルトリ。

月の全豪オープンで1回戦で敗れた大坂なおみ選手が、2月の「カタール・オープン」で、2022年のマイアミ・オープン以来2年振りにベスト8へ勝ち進んだ。昨年7月の出産からわずか7ヶ月で驚異の回復ぶりを見せた彼女について、2013年のウインブルドン女王、元シングルス世界7位のマリオン・バルトリさんが、今月開催されたカタールオープンで大坂なおみのプレイを観て彼女の復活ぶりについてコメントした。「先月の全豪オープンより動きの面では、大きな向上が感じられました。反応......特にサーブのあとの反応が、オーストラリアの時よりはるかによかったです。もちろん現時点では、以前に比べて筋力が足りず、体も重いと思います。そこに関しては、まだ時間が必要でしょう。彼女は産後、たった3カ月ほどの練習期間を経て戻ってきました。それは、ものすごく早い復帰です」と現時点ではまだ筋力が回復してない点を指摘した。大阪なおみ本人も「試合勘という意味では、(産後でも)あまり問題はない。妊娠中に当然体重がかなり増えたので、もっと身体を絞り、必要な部分に筋肉をつけなくてはいけない」と筋力の回復こそが女王復帰のカギになることを承知しているようだ。出産経験者の完全復帰までには1年以上かかると言われている中、大坂なおみの女王へのリターンは年内にも実現しそうだ。