ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本人がコロナワクチン接種に尻込みするのはアメリカのせい。

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ワシントン・ポスト紙が、コロナワクチンに強い警戒心を抱いている日本国民についての記事を掲載している。記事では、「日本トレンドリサーチ」の調査結果を取り上げ、ワクチンを「すぐに接種したい」と答えた回答者は11%に過ぎず、「接種したくない」と答えた人は27%にのぼるなど、日本人にはコロナワクチンに対する抵抗感がある事を紹介している。日本人がワクチンを危険視する理由として、「戦後、米軍が日本人に強制的にワクチンを接種させた事があり、その記憶が日本人に警戒心を抱かせている」と、アメリカに責任の一端があることをワシントン・ポスト紙は強調している。戦後間もなくの1948年にワクチン接種の義務に従わなかった日本の民間人を、武装した米兵が検挙してまで強行したワクチン接種により、84人の子供たちが命を落とした「京都・島根ジフテリア予防接種事件」の歴史が記事の中で紹介されている。日本を占領した連合国軍司令部(GHQ)は将兵の安全を守るため、日本政府に予防接種の早急な実施を命じ、この事件は起きた。背景にはGHQが日本の衛生状態を改善させるため性急な予防接種実施を求め、安全なワクチン製造体制が十分に整わない状態の中で、罰金付きで予防接種を強引に推し進めたことが悲劇が起こった原因とされている。あれから72年、アメリカと肩を並べる国にまで成長したニッポン、それでもコロナワクチンの国産化が出来ずアメリカのワクチンに頼らざるをえない情けない現状を見て、接種をためらってる人が多いのかも知れない