ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

医者が、ジェネリック薬を飲まない理由が怖すぎる。

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厚労省が、薬全体の80%を占めるまでに増やす、としているジェネリック医薬品、「新薬(先発医薬品)と有効成分が同じで、同じ効き目をもつ」と宣伝されていて、価格が新薬の7割から、安いものは2割ほどで済むというジェネリック薬は、財布にやさしくて嬉しいかぎりと思っていたら、実は、医者のほとんどがジェネリック薬を飲まないのだという。厚労省がジェネリック薬をすすめているのに、一体これはどういうことかとクスリに無知な我々としては戸惑ってしまう。医師の意見を聞くと「ジェネリック薬の普及を国が推し進めるのは保険財政の破綻を防ぐためで、患者の健康を考えてやっていることではなく患者ファーストの考え方ではない」と言うのだ。ジェネリック薬は主成分となる原薬は同じでも、製造方法や添加物が異なる。つまりハンバーグにたとえれば、肉は同じでもつなぎやこね方が異なるのだと言う。そのうえ原薬についても、混雑物が含まれたり、安全性が疑わしい場合があり、原薬に発がん性物質が含まれている、という問題が発生したこともある、と言うから驚きだ。 日本のジェネリック医薬品メーカーの約9割は海外に製造工場を持っており、半数以上が製造原価が安価なインドや中国製品という事で、その生産技術や品質管理などに不安が多い。製剤への不純物混入やいいかげんな無菌管理、老朽化した設備など、製造工程の品質管理に大きな問題がある点も指摘されているという。厚労省は、こうした医師からのジェネリック薬を不安視する声に、堂々と反論することは出来るのだろうか。