ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ナイキ厚底シューズ、その違反性をアスリートが実証。

f:id:gunjix:20200119145816j:plain

ナイキの厚底シューズが東京オリンピックで使用禁止の恐れが出ているというTVニュース。一体どう違反性が高いのかという具体的な報道はTVでは皆無だ。そんな中、YouTuberとして活動している元陸上競技選手のニック・シモンズさん(⬆上写真)が、問題の「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」を購入、実際に履いてテストし、最後はバラバラに分解してその秘密を探ったYouTube動画が話題を読んでいる。ホノルルマラソンを約3時間で完走したことがあるシモンズさんは、比較用としてフランス製の厚底ランニングシューズ「CLIFTON 4」でも同じ距離を同じペースで走り、ナイキの厚底シューズとの違いを確かめている。シューズが地面に着地する瞬間の映像の比較では、CLIFTON 4のソール部分がグッと沈み込みクッション性抜群であることがよくわかるが「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」はクッション性がこれよりさらに高いことがハッキリとわかる。着地の瞬間にソールが沈み込むだけでなく、シューズ全体が地面から弾む様子が確認できる。次に、約1500メートルを走った後の心拍数測定では、CLIFTON 4で走った場合、ナイキ厚底シューズより心拍数が高めとなり、マラソンなど長距離走ではナイキの厚底の方がアドバンテージが高い事がわかった。さらに、2つのシューズを履いて垂直跳びの記録を計測してみるとCLIFTON 4を履いてジャンプし、最も高かった記録は22インチ(55.88cm)、ナイキの厚底では1度目のジャンプでいきなり「22インチ」を記録し、2度目のジャンプであっさり24イン(60.96cm)を 超えた。テレビのニュース報道ではナイキの厚底シューズが、どう違法性が高いのか具体的に示してないが、シモンズさんの実証実験を見せられると、国際陸連が禁止に向けて調査中の理由が納得できる。言いたいのは、テレビニュース報道は、YouTuberの実証実験に負けてしまっているという事だ(笑)