ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

トランプ氏は中国に勝てっこない、と証明した中国の町工場。

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日用品の卸売市場が多く立地し、世界的な日用品メーカーの中心地として有名な中国浙江省の義烏市にあるフラッグ(旗製品)製造メーカー。ここでは、この秋に実施されるアメリカ大統領選挙用の様々なフラッグをアメリカからの注文を一手に引き受けて製造しているというWBSニュース(テレビ東京)を見ただろうか。トランプ大統領の対抗馬である民主党のバイデン氏の陣営もこの中国のメーカーに選挙用の様々なフラッグを注文しているが、それより驚くのは、大の中国嫌いで、米中貿易戦争の仕掛け人であるはずのトランプ氏がこの中国メーカーに選挙用のフラッグ一式を大量に注文していることだ  ⬆(上写真右)。トランプ大統領は表向きは中国との貿易戦争をアメリカに有利な形で決着を図ろうとしているかに見えるが、大統領選挙も「中国頼み」だったという情け無い現実を晒してしまった格好だ。こうした事実に中国人からのSNSでの反応。「アメリカ大統領選を裏で操るのは呂社長(⬆上の写真左の人物)」「中国がアメリカの大統領選に干渉している動かぬ証拠」「民主党も共和党も同じ会社に発注するんだな」「これはアメリカに内政干渉していることにならないの?」「今年は輸出はメタメタだけど、なぜかアメリカ向けだけは増えている気がする」「戦国時代から戦(いくさ)の趨勢を見るためには、物の流れを見よ、ってのがあったな」。トランプ大統領がいくら躍起になっても「中国頼み」の現実を変えることは難しい、という「現実」をまざまざと見せつけられたWBS のニュースだった。