浜松市西区の認可保育園「メロディ保育園」で保育士と栄養士１８人が一斉に退職届を出したというニュース。その理由は、「子供や保護者の前で罵倒される」「つわりは病気ではないので休むのはおかしいと会議の場で批判する」「ミスをした保育士にADHD多発性障害などと、決めつける発言をする」など、女性園長とその夫の専務２人によるパワハラやセクハラ発言に抗議するための退職届だった。この保育園では保育士１８人が一斉に辞めてしまうと残りの保育士は８人となり、園児１４２人対しては１７人以上の保育士が必要なため、保育園としての運営を中止せざるを得ない状況に陥ってしまったという。女性園長は「先生たちがそう（パワハラと）受け止めたのなら、全て私がいたらない部分であるのかと思っているので、認めるのか認めないかというなら、全部認めるということになるでしょう」と語り、退職届を出した18人に対して全面降伏する態度を見せているという。ワンマン経営で保育士たちへパワハラを繰り返し続けたことによって自らの経営者としてのパワーを失ってしまった格好の女性園長。パワハラについての認識不足を露呈してしまった格好だが、18人もの保育士さんが一致団結した今回の騒動、その「ONE TEAM」のパワーに、してやったりと拍手喝采を贈ろうではないか（笑）
