ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

世田谷一家殺害事件、刑事コロンボに捜査させたい新発見。

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東京都世田谷区の住宅で19年前の2000年12月に起きた、会社員宮沢みきおさん一家4人が殺害された衝撃的な殺人事件、犯人がわからないまますでに19年が経過したが、先日、警視庁の捜査本部が、現場で見つかった凶器とみられる包丁の柄を包んでいたハンカチについて、フィリピン北部の一部地域で同様の包み方があるとの情報が寄せられたと明らかにした。ハンカチは、中央に3センチほどの切り込みがあり、ハンカチの一端に包丁が差し込まれて袋状になっていた(⬆上写真左)。この包み方は軍人が使用したり、現地の儀式にも使われていたりするとされ、捜査本部では犯人が袋状にしたハンカチの穴に包丁の柄を差し込んで使用したとみている。この包み方は刃物を使う際に「返り血」が付かないようにする目的で軍人やギャングが用いるほか、現地の儀式にも使われているという。捜査本部は「非常に特殊な包み方で、国内の事件では同様の使用例がない」という。犯人を特定するのにこれほど明らかな証拠は無いだろう。それを事件発生時の19年前に凶器の包丁を発見してすぐにハンカチによるこの特殊な包み方にナゼ気付かなかったのか、警視庁の初動捜査のあり方に大きな疑問を持たざるを得ない。もし、その現場に名推理で鳴らした刑事コロンボがいたなら、犯人特定は早い段階で可能だったかもしれない。すでに事件発生から19年たった今、警視庁の「推理力の無さ」は、悔やんでも悔みきれないミステークと言えるだろう。