ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

各国首脳を次々にフリ回す16歳少女トゥンベリのスゴい影響力。

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スウェーデンの環境保護活動家グレタ・トゥーンベリさん(16)が、米誌タイムの「今年の人」に選ばれた。1927年に選出が始まって以来、最年少での選出だ。このニュースを知ったトランプ大統領は、トゥーンベリさんの選出について「すごくばかげている。グレタは自分が抱えているアンガーマネジメント(怒りのコントロール)の問題に取り組んで、友人と一緒に古きよき映画を見に行くべきだ」とツイート。「落ち着けグレタ、落ち着け!」(Chill Greta, Chill!)と付け加えた。一国の大統領が環境保護を訴える16歳の少女をナゼこれほど気にするのか?彼女が国連気候行動サミットで、地球温暖化対策を訴えた際には、ロシアのプーチン大統領が、彼女について「優しいが情報に乏しい若者」だと批判し、トランプ大統領は「彼女は明るく素晴らしい未来を夢見る、とても朗らかな女の子らしい。ほほ笑ましい姿だ」と彼女の演説の画像を添えてツイート、さらに12月にトゥンベリさんが「アマゾンで先住民の人々が違法伐採を阻止しようとしたために殺害されているのに、世界が声を上げないのは「恥ずべき」だとツイートするとブラジルのボルソナロ大統領は「あんなガキにマスコミが紙面を割くとは驚きだ」と述べている。各国首脳が、たかが16歳の少女の言動にナゼこれほどいちいち敏感に反応するのだろうか。それはつまり、地球温暖化が危機的な状況にあることをトランプ氏もプーチン氏もボルソナロ氏もこのまま放おっておけない問題であることに気づいているからだ。自分達より先に声を挙げたトゥンベリさんへの忌々しい思いが、批判的な発言になっているようだ。まさに16歳の少女が「未来の世代はあなたを見ている。私たちを裏切る道を選べば許さない」と国連で訴えた「挑発」に各国首脳は、まんまとハマってしまったようだ(笑)