ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

16歳の少女が、トランプ&プーチン大統領の心をつかんだ。

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国連気候行動サミットで、地球温暖化対策を訴えたスウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさん。アメリカのトランプ大統領は「彼女は明るく素晴らしい未来を夢見る、とても朗らかな女の子らしい。ほほ笑ましい姿だ」と彼女の演説の画像を添えてツイートした。続けて、ロシアのプーチン大統領が、彼女について「優しいが情報に乏しい若者」だとコメント。世界の大国であるアメリカとロシアの大統領が揃いもそろって16歳の少女に、このような大きな興味を示したことは異例と言っていいだろう。15世紀フランスとイングランドとの百年戦争に参戦し勝利を収め、フランス王シャルル7世戴冠に貢献し歴史を動かした19歳のジャンヌ・ダルクを彷彿させる16歳の少女グレタ・トゥーンベリさん。確かに、彼女は地球温暖化がストップする未来を夢見るだけの少女に過ぎないだろうが、その少女の夢に米・ソの大統領が関心を持ったことが今回の大きな成果ではないだろうか。地球温暖化対策に懐疑的なトランプ米大統領は当初、彼女の演説を欠席するとみられていたのに、突然出席し、参加者を驚かせた。プーチン大統領は「途上国は彼女の国のように豊かになりたいと望むが太陽光発電で行うというのか?コストはどうするのか?」と地球全体の温暖化対策の難しさを語った。トゥーンベリさんは、国連での演説を「あなたが望んでも嫌がっても、ここから、世界は目を覚まし、変化は訪れる」としめくくったが、米・ソの大統領も地球温暖化対策を「放おってはおけない」と16歳の少女によってようやく気付かされたように思われる(笑)