ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ハタチで20年先まで考えたダルビッシュの現在地?

f:id:gunjix:20191031105344j:plain

ダルビッシュ投手がインタビュー番組で、日本球界を代表するピッチャーになったその出発点について語った。プロ1年目5勝しかできなかったシーズン終了後に「このままじゃ一軍半とか二軍の選手になっちゃうと思って何かを変えなきゃいけないと思ったんです。それまでの人生が約20年だったんですけど、この20年が一瞬だったから40歳まで一瞬じゃんと思って。これはあくまで僕の考え方なんですけど、頭の中で「自分が40歳になってクビになって何も仕事がないっていう状態」になろうって思ったんですよ。それで自分の前に神様が現れて「1回だけチャンスを上げるから20歳の時に戻っていいよ」って言われたら、みんな過去に戻って絶対努力するじゃないですか。それで今「戻ってきた」っていうことにしようと思ったんです。そしたら「やらなきゃヤバイ、やらないとまた同じことになるってなるじゃないですか」。神様がくれたチャンスだと自分に言い聞かせたプロ2年目シーズン。初の2ケタ勝利12勝を上げたダルビッシュ投手は、その後、日ハムで6年間、MLBでの3年間と9年連続で2ケタ勝利の大活躍を見せた。しかし、MLBでのその後は右ヒジの故障もあって成績はパッとせず、33歳の今シーズンはわずか6勝で終了した。現在のカブスとの契約は残り4年、神様は、故障前の2ケタ勝利のチャンスをもう一度彼に与えてくれるだろうか?(笑)