ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

トミージョン手術は100%では無い、大谷翔平は大丈夫か?

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昨年の右肘トミー・ジョン手術に続き、今年は左ヒザの手術と2年連続で体にメスを入れたMLBエンゼルスの大谷翔平投手。果たして来シーズン、二刀流として無事復活を果たすことができるのだろうか。日ハム最後のシーズンは5試合登板、MLBデビューの昨年は10試合登板とこの3年間でわずか15試合しか登板経験をしていない大谷投手が、来シーズンどれだけ投げられるのかは全くの未知数だ。トミー・ジョン手術の成功率は80~90%と言われている。必ずしも手術を受けた全員が完全に元通りの状態へ復帰するわけではなく、復帰したとしても手術前と同じレベルに戻れるとも限らない。過去156人のトミージョン手術経験者を追跡調査した結果によると、復帰後に球速が以前と同じレベルに戻る率は28歳以下なら46%の投手が復帰後は以前より球速が増すと言われ、28歳以上になるとその確率は27%にまで下がるという。幸い、まだ25歳と若い大谷投手には、術後の完全復帰の可能性が高く、さらなる球速アップが見込めることは間違いない。MLBファンも我々日本のファンも来シーズンの大谷選手に期待するのは、野球の神様ベーブ・ルースが1918年に打ち立てた2刀流でのシーズン記録、投手として13勝、打者として本塁打11本の記録を102年ぶりに塗り替えることだろう。MLBの観客動員数が年々減少する中、大谷翔平が21世紀のベーブ・ルースになれるのか、来シーズンが楽しみだ。