ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

2刀流で14勝、ベーブ・ルースを遂に超えた大谷翔平。

エンゼルスの大谷翔平投手が、ツインズ戦に3番・投手で先発出場し、投手として5回0/3を投げ3安打2失点7奪三振に抑え、メジャー自己最多を更新する14勝目を手にした。メディアでは大きく報じていないが、投手としての14勝は2刀流で1918年に野球の神様ベーブ・ルースが記録した13勝を超える偉大な記録なのだ。ベーブ・ルースの2刀流期間は、1918年〜1919年の2シーズンで1918年は投手として13勝ホームラン11本、1919年は投手として9勝ホームラン29本を記録している。現在、投手として1シーズンでベーブ・ルースの記録を超える14勝ホームランで34本を記録している大谷選手は、まさにベーブ・ルースの2刀流記録を超えたスーパースターになったのだ。ベーブ・ルースが2刀流だったのは23歳〜24歳。28歳の大谷翔平はベーブ・ルースの記録を超えたことで年齢的にも体に負担のかかる2刀流を卒業しても良いかもしれない。1920年シーズンからレッドソックスからヤンキースに写ったベーブ・ルースは、2刀流を辞め打者に専念することで球史に残る偉大な記録を数多く残した。2刀流で投手として9勝、46HRの記録を残した昨年末、テレビのインタビューで2刀流の継続について聞かれると「結果が出なくて、いらないと言われればやめるしかない職業なので二刀流をやりたいなら結果を出し続けるしかない」と答えた大谷翔平。ベーブ・ルースの記録超えを果たした来シーズン、どこの球団で2刀流を継続するのか、辞めるのか、注目したい。