ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平、今季4勝では2刀流の神様ベーブ・ルースに届かない。

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今シーズン、二刀流復活が決まったエンゼルス大谷翔平投手。エンゼルスの地元局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏は、コロナ禍で60試合に短縮された今シーズン、大谷翔平選手はマウンドで10試合に登板して3勝〜4勝、打席でホームランを12~15本打つだろう、と予想した。その根拠として大谷が新人王を受賞した18年に投手として10試合に登板し、4勝2敗だったことを挙げている。しかし、大谷選手が目標に掲げる野球の神様ベーブ・ルースが1918年に記録した2刀流の記録20試合に登板して13勝(勝率6割5分)、打者として95試合で11本塁打(8〜9試合で1本)のペースにこれでは及ばないことになる。来年のフルシーズンにベーブ・ルースの2刀流記録に並ぶ為には、今シーズン、投手としては10試合の登板で6勝、打者として 40試合出場で5本のホームランを打つペースが必要だ。ホームランの数でクリアするのは問題がなさそうだが、10試合の登板で6勝を上げるのは大谷投手にとっても至難のワザだろう。開幕前の紅白戦2戦ではテイクバックの際に右肘を曲げたままコンパクトに投げていたのに無失点だった最後の紅白戦登板では、球を持った右手をゆったりと下ろし、右肘を伸ばした状態から腕を振る2年前のあの躍動感が蘇ったような投球を見せた。大谷投手は、「カウントの真っ直ぐも追い込んでからの真っ直ぐも、コースに行くボールもしっかりあり、良かったと思っています」と自分のコントロールについての自信も覗かせた。いよいよシーズンが開幕、ベーブ・ルースの記録に近づくために10試合の登板で大谷投手が6勝することを期待したい。